辺境の老騎士 バルド・ローエン

辺境の老騎士 バルド・ローエン 青年マンガランキング 78位

支援BIS, 菊石森生
講談社
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読者レビュー

「辺境の老騎士 バルド・ローエン」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 3.4
5つ星のうち 3.4(amazonより)

5つ星のうち 3.0

おちゃらけ絵の多用は原作の雰囲気を壊します

好きなweb小説のマンガ化ということで期待しています。
出だしのストーリーはやや地味なのでマンガ化では大胆に順序を変え、
途中のクライマックスを冒頭に持ってくる演出でも良かったかもしれません。

絵的にはもう少し劇画調の方がシックリきます。
バルドの服装が白過ぎ、画面も白い部分がが多く感じます。
コミックスで見ると、おちゃらけ絵が案外に多く雰囲気を損ねているように感じます。
ザリア(老若)はイイ感じです。もう少し狡っからい感じのBBAでも可。

投稿者:ライダー1 投稿日:2017年7月26日

5つ星のうち 5.0

コミカライズならではの良さがある。オマケ短編あり。

支援BISさんの原作小説が好きで何度も読み返しては、ショボくれた始まりからの壮大な物語に心踊らせました。

そのコミカライズと聞いて期待と共に大いに不安になったものですが、杞憂でした。
バルドの雄々しくも枯れた姿は原作のイメージに違わず
ジュールラン、シーデルモントはキラキラと華々しい。
アイドラは愛らしく、若き日のバルドは私のイメージより若造で初々しいですが
見ていて微笑ましくなるような心地がむしろしっくりきたのは、原作ですら表しきれなかったものでしょう。好ましいです。
ヨティシュ・ペインが思ったよりイケメンでびっくりしました。

グルメ推しが過ぎてもよろしくないと思ってましたが、程よい。
バルドが食を愉しんでいる姿にフォーカスしており、好ましいです。

構成を全体的に変更し、アイドラとの思い出を中心に旅立ちを描いている点が大きな違いです。
初めは「枯れた始まりの味わいが薄れ凡庸な漫画になってしまった」と思いましたが、1巻通して見るとテンポよく進んでおり、今後の物語の見通しも良くなっています。
初期では分かり難かったテルシア家を取り巻く状況がスッキリ整理されましたし、過去を最初に語ることで最初からバルドらしさが溢れています。

徐々に滲み出るようなバルドの魅力が良かった原作ですが、コミカライズのこれはテンポよくまた良い。
エピソードは大胆に削りながら、印象的なところをとても丁寧に描いています。魔女の四話はとくに素晴らしく、今後大いに期待する気持ちになりました。

物語はまだまだ始まり、ここからが面白くなるところ。
最後まで丁寧に、存分に描き切って欲しいです。

投稿者:nick 投稿日:2017年3月18日

5つ星のうち 3.0

原作とはまた違った流れで送られる辺境の老騎士

原作は小説家になろうというサイトにて支援BIS様が公開された「辺境の老騎士」であります。
世界観としては史実を基に作られたわけではなく、純粋なファンタジー世界でのお話です。
主人公バルド・ローエンは自ら土地を治める騎士、つまり貴族です。
幾多の功績を残した彼ではありますが、他領とのいざこざに自治領を脅かされない為にも引退を決意。
老いた愛馬スタボロスと共に死に場所を探す旅が始まる所から物語は始まります。
漫画版は原作と描くシーンに違いがあるものの、主人公バルドさんの背景をよりわかりやすく描いているようです。

絵も綺麗でとても読みやすいのですが、話の流れとして原作通りに描くつもりはないのかなという印象をうける展開が多めなので、原作を忠実に漫画化してほしい、という方にはちょっと受け入れ難い可能性が高いです。

何せよまだはじまったばかりの序章に過ぎないので、これから訪れるであろう壮大な世界観と物語を、漫画ならではの楽しみにしたいです。
(あまりにも原作と違いすぎる展開となると、さすがに拒絶反応が出そうですが...)

投稿者:Amazon カスタマー 投稿日:2017年4月3日