傘寿まり子

傘寿まり子 女性マンガランキング 21位

おざわゆき
講談社
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読者レビュー

「傘寿まり子」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 3.9
5つ星のうち 3.9(amazonより)

5つ星のうち 5.0

可憐なおばあちゃんの、80歳からの独り立ち

可愛らしいおばあちゃんの表紙が印象的で、衝動買いしてしまいました。
お話は、細々とながら作家業を続ける80歳のおばあちゃん、まり子が、ある出来事をきっかけにして、4世帯同居だった家を出て行く決心をするところから始まります。
家を出た彼女が、家に残った家族とどう折り合いをつけていくのか、そして手に残っている作家という仕事で何を成していくのか、この巻ではまだまだ描かれませんが、私はそこが気になります。
そこが気になるのですが、それ以上にまり子おばあちゃんが可憐でとても良いです。可憐なのです。可愛くて、凛としているのです。
この可憐なおばあちゃんが80歳からの人生をどう生きていくのか気になります。
続刊が楽しみです。

投稿者:禎波ハヅキ 投稿日:2016年12月27日

5つ星のうち 5.0

初めて触れる世界のときめき

まり子が生まれて初めて、マンガ喫茶の会員になって「おばあちゃんでもカードが作れたわ!」というシーン、こういう小さなことが、新しい世界と出会うときのときめきだよなあ…と思いました。家族と暮らせば、心ざわつくときがありつつも最低限危険にさらされず、納得いかないことがありつつもそれを飲み込んで、表面上は穏やかに息子・孫たちに面倒を見てもらう生活ができたのかもしれない。でもそれをよしとせず、家を飛び出したまり子。20代〜30代前半を一人暮らしで過ごし、女がひとりで暮らすのって楽しいよね〜と気楽なことを思ってる私は、まり子び気ままなひとり暮らしライフが描かれるのを期待していました。でも、違った。ずっと家族と暮らしてきたまり子が初めてひとりぼっちになる寂しさ、当然、保証人なしにアパートなんて借りられない。1巻の最後でまり子がとった行動は「あ〜…まり子、そっち行っちゃう?」という感じなんだけど、これで万事ハッピー、とは行かない感じがするので、何にせよ続きが楽しみ!

投稿者:SBY 投稿日:2017年2月16日

5つ星のうち 5.0

まり子さんが好き!

可愛くて優しくて明るくて、芯はしっかり強いまり子さん。
もうこれは正統派ヒロイン!
高齢者もので同居のトラブルで、というあらすじにヒヤリとしますが、この朗らかな表紙なら大丈夫だろうと購入しました。
自分の家なのに居場所がない。
必要とされていない。
ともすると悲壮感が漂いがちなのに、まり子さんは新しいものに触れてドキドキワクワクしています。
その一方で高齢者の孤独についても目を逸らさない。
この冷静さがまた魅力的。

新刊が待ちどおしい。

投稿者:泉 投稿日:2017年3月17日