ストライク・ザ・ブラッド

ストライク・ザ・ブラッド ライトノベルランキング 142位

三雲岳斗, マニャ子
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
BookLive! BookLive! 615円

作品解説

『ストライク・ザ・ブラッド』 (STRIKE THE BLOOD) は、三雲岳斗による日本のライトノベル。公式略称は「ストブラ」など。イラストはマニャ子が手掛けている。電撃文庫(KADOKAWA)より2011年5月から刊行されている。

ジャンルは「学園アクションファンタジー」。「学園アクションファンタジー」と「制御不能な怪物を受け入れて、それを救おうとする人々の物語」がコンセプト。

2013年3月にテレビアニメ化が発表され、同年10月より翌年3月まで放送された。その後もOVAにて展開されている(後述)。

『ダンタリアンの書架』を書き終えた三雲岳斗は、トリッキーな面ではやりたいことをひと通りやり尽くしたとして、本作では原点回帰かつ正統派を目指した。しかし、過去の吸血鬼もので吸血鬼がネガティブに描かれていることに着目して現在の読者の嗜好と照合した結果、本作では日差しの強い南国の人工島を舞台としたり、古典的な吸血鬼へのアンチテーゼとして青のイメージを採用するなど、吸血鬼ものとしては捻った作品になっている。

一種のバディものであるとも定義している。メインヒロインの姫柊雪菜をはじめ女性陣が数多く登場するためにハーレムものと思われることも多いが、彼女と組む世界最強の吸血鬼である主人公の暁古城が仲間内では突出した孤高の存在ではないことに重点が置かれており、彼が世界を救うより先に身近な人を守りたいという欲求ゆえに戦う理由やヒロインたちとの絆に納得感が出るとしている。

読者に無用なストレスを与えないことにも注力しており、過去のトラウマや人間関係の悪化、そして登場人物を苦しめるようなことをそれぞれ無意味に盛り込まないよう、意識しながら執筆している。また、大きな伏線の処理には苦労しており、読者をモヤモヤさせないように古城を困らせながら読者をワクワクさせるよう、情報開示の過程や状況のバランスには気を遣っている。

第1部「聖殲編」は第15巻をもって完結し、第16巻からは第2部「終焉編」となる。

発行部数は、後述のテレビアニメ版の制作が発表された時点で第6巻までが計55万部、放送が開始された後の時点で第9巻までが計150万部である。

ストライク・ザ・ブラッド 出典:Wikipedia

読者レビュー

「ストライク・ザ・ブラッド17 折れた聖槍 (電撃文庫)」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 4.5
5つ星のうち 4.5(amazonより)

5つ星のうち 5.0

アニメの最終章の話がついに原作で……!

今回は、公式海賊本とアニメで登場した零菜が、初めて原作で本格的に登場する回です。
多くは他の人が書いていますので、アニメ版との違いについてもう少し。
アニメ版では原作6巻(錬金術師の帰還篇)の後の話でしたが、今回は原作7~16巻も踏まえて、となるのでキャラクター・状況的にだいぶ異なり、一部の描写・台詞を除いてかなり変わっています。しかし、ストーリーが更に濃密になり、ストブラならではの王道を踏まえた熱い展開になったおり、より楽しめるものになっています。キャラ数は多くなりましたが、その分ストーリーに幅が生まれ、人間関係でもより掘り下がっており、個人的には読んでいくうちにワクワクできました。もともとこの話は入れる予定がなかったのに、ここまでパワーアップしたのは、正直感服しました。
また、最後の展開から、次巻は、アルディギア関係でラ・フォリアと夏音、今回出番が削られた煌坂、OVAで登場したラ・フォリアの父母あたりが出てくるのではないかなと思います。彼女たちは出番が薄くなりがちなので、思いっきり活躍してほしいものです。

投稿者:エンジュ 投稿日:2017年6月13日

5つ星のうち 5.0

バトラー不在が残念!

kindle版のためようやく読めました
TVアニメの暁の帝国篇が好きだったので前評判で早く読みたいとじれてましたが大満足です
TVアニメでは尺(2話)が短いこともあってあっさりしていた零菜と周囲の人たち(深森さんとかニーナ、那月ちゃんなど)の反応や困惑が大幅に増えていて面白かったです
バトラーがいないのが残念
いたら面白いことになっただろうに
あれっ?そういえば夏音の出番がなかったような・・・次巻かな
あとTVアニメではひょっとして不仲な母娘関係なんだろうか?とちょっと心配でしたがそんなことはないようで安心しました

投稿者:nas 投稿日:2017年8月8日

5つ星のうち 5.0

零菜編Ver.3

初出は電撃別冊の”雪菜√・・”。これがTV版最終Chap"暁の帝国篇"となり、今回ついに文庫版長編の”折れた聖槍”と3段階でグレードアップです。
それぞれ見比べると各バージョンが上がるごとに仕掛けを巡らせて行って面白いと思いました。さすが、ロングランシリーズならではです。
この文庫17巻はTVと比べると、バトラーはもういないので代役を妃崎+太子局が、煌坂の代わりを羽波+斐川の「第二」コンビが演じます。
タイトルの”折れた聖槍”を戻すやり方も面白い仕掛けが凝らされていて飽きません。TVの最終2話が好きな方ならきっと気に入るでしょう。
小説での零菜の登場は電撃別冊の短編2回分だけで、母親と衝突ばかりという印象でしたが、そこと比べると、喧嘩はしても
底では繋がっている親子の情や家族の絆的な描写も豊かになって、長編ならではの拡がりを見せます。
一番良かったのは、終章の締め。3つのバージョンが同じ一つの物語であるところがはっきり良くわかります。
なるほど、ストーリーってこうやって作っていくのだな、といちいち感心しながら読みました。
次巻はラフォリアと煌坂の出番らしいので、シンプルに考えるとOVA”ヴァルキュリアの王国編”?と予想しましたが、
まだちょっと解りません。あちらは舞台が絃神島、こちらは古城たちが招待される先(アルデギア王国?)が舞台と思われるので、
OVAがベースだとしても第二部に添った補正がされるでしょう。アニメ2話分なら長編1冊で良いボリュームだし・・・予想外れるかな?

投稿者:Old Mustang 投稿日:2017年6月11日