やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ライトノベルランキング 5位

渡航, ぽんかん(8)
小学館
BookLive! BookLive! 648円

作品解説

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(やはりおれのせいしゅんラブコメはまちがっている、英題:My Youth Romantic Comedy Is Wrong as I Expected / My Teen Romantic Comedy SNAFU)は、渡航による日本のライトノベル。略称は「俺ガイル」。

イラストはぽんかん⑧が担当。2011年3月からガガガ文庫(小学館)より刊行されている。

友達を作ろうとも思わず、いつも一人でいるひねくれた高校生が、それを見かねた教師によって「奉仕部」という部活に入れられてからの高校生活を描いたラブコメディ作品。『あやかしがたり』に次ぐ渡航の第2作であり、初のラブコメディ作品。平坂読の『僕は友達が少ない』を筆頭とするいわゆる「残念系ラブコメ」を目指し書かれており、第1巻の帯には平坂からの推薦文が掲載されている。

当初の仮題は「俺の青春ラブコメが間違っている件」であった。正式タイトル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」は、句点を含めて20文字と非常に長いため、著者の公式Twitterアカウントを用いて略称が募集されたが、2016年現在でも公式の略称は決定されておらず、著者は応募された略称のうち「はまち」もしくは「俺ガイル」という略称を用いており、テレビアニメでは「俺ガイル」または「アニガイル」を略称としている。

元々1巻で終わる予定であったが、予想以上の人気のため続刊を書くこととなった。現在既刊14巻となるほど連載が続いたことについて作者は「全然考えていなかった。1巻で完結していたので続編が出せると聞いてあわてて6巻くらいまでのストーリーをおおざっぱに考えました。でも構想の中ではラストシーンは浮かんでいますよ」と語っている。

作者自身も千葉県出身であるため、作中には千葉に関連する事物が多数登場する。ただし、登場人物の名前はすべて神奈川県内の地名に由来している。

7.5巻、6.5巻および10.5巻を含む既刊14巻で、累計発行部数500万部以上。宝島社が発行するライトノベルのガイドブック『このライトノベルがすごい! 2014』にて作品部門1位を獲得し、好きな男性キャラクター部門では比企谷八幡が1位を獲得した。さらに『このライトノベルがすごい! 2015』での作品部門でも1位を獲得。また、好きな男性キャラクター部門では再び比企谷八幡が、好きな女性キャラクター部門では雪ノ下雪乃が、好きなイラストレーター部門ではぽんかん⑧が1位を獲得した。なお作品部門2連覇と4冠の同時達成は史上初の快挙である。そして、『このライトノベルがすごい! 2016』でも作品部門で1位を獲得し、殿堂入りを果たす。また、好きな男性キャラクター部門では比企谷八幡が1位を獲得。好きなイラストレーター部門ではぽんかん⑧が1位を獲得した。その他、2015年3月には第1回SUGOI JAPAN Awardでラノベ部門1位を獲得している。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 出典:Wikipedia

読者レビュー

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 (ガガガ文庫)」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 4.6
5つ星のうち 4.6(amazonより)

5つ星のうち 5.0

比企谷の画策(破滅)

 水着回だが、それはオマケ程度。

「万乳引力!乳ートン先生!」
「オナショウの人と会ったことない?」
「それは彼らが特殊だから・・・」
「特殊?英語で言えばスペシャルだ!優位性を感じるだろ?」←これはいい名言(コピペではないが)

 小学生でぼっちの鶴見に解を導くべく、肝試しを利用する。「極限状態なら奴らのボロが出る。バラバラにしてやれ」と問題解決は捨て置き、問題解消を試みる。私同様、「破滅によるリセット」が閃くという「訓練されたぼっち」らしい思想で共感できる。保守的性格で本当は意気地なしの葉山と比企谷の間に亀裂が出始めたところ、オナショウだった雪ノ下と葉山の過去の匂いが今後の楽しみである。

投稿者:赤字社畜 投稿日:2014年8月13日

5つ星のうち 3.0

ぼっちとは何ぞや

小学生の引率という形でキャンプに参加する奉仕部だが、集団の中で孤立した小学6年生の女の子、鶴見留美に幼い日の自分を重ねて一肌脱ぐ模様。ただし八幡たちの最終目標が「みんな仲良く」ではない所にらしさが出ている。

リア充ゆえに「みんな仲良く」で万事上手くいくと信じる葉山と、それを一刀両断する雪乃という対比がそれぞれのキャラを上手く立たせており、さらに二人の確執が段々と見えて来る。さらにこの出来事を通して八幡の「ぼっち」に対しての自分なりの考えが語られており、今までで主人公の内面に最も深く切り込んでいる巻だといえる。今までと違い、「なぜ孤立を選んでしまうか」という問題に自分なりの答えを見出そうとしている様な気もする。

さて、留美をぼっちから解消すべく行った「肝試し作戦」最大の功労者は八幡だが、よくある「主人公が作戦を立てて周囲が絶賛」という図式にはなっておらず、あくまでも「ぼっちなりの作戦」を提示している所が憎めない所。

この作品は雪乃の過去や彼女が抱えている心の傷を安易に晒さず、少しずつ断片を明らかにしていくのが非常に上手い。
この巻からシリアス色が強くなってきたので、そろそろ雪乃に踏み込んだ話が読めるのだろうか。次巻からが楽しみである。

投稿者:さくらくん 投稿日:2013年1月12日