新世紀エヴァンゲリオン

新世紀エヴァンゲリオン 貞本義行, カラー
KADOKAWA / 角川書店
BookLive! BookLive! 626円

作品解説

『新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、日本のテレビアニメ作品。略称は「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」。

庵野秀明監督、GAINAXの原作によるSFアニメ作品。大災害「セカンドインパクト」が起きた世界(2015年)を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。

1995年10月4日から1996年3月27日にかけて全26話がテレビ東京系列(TXN)で放送された。放送時の視聴率は低かったが、放送終了後に斬新なストーリーが物議を醸し賛否両論の議論を引き起こした。1970年代の『宇宙戦艦ヤマト』、1980年代の『機動戦士ガンダム』と並び、後のアニメへ影響を与えた第三世代のアニメ作品でもあり、爆発的なアニメブームのきっかけとなった。1997年には、TVアニメ版の結末(第弐拾伍話、最終話)とは別の結末を描いた劇場版『Air/まごころを、君に』(第25話、第26話)が公開された。

漫画とアニメのメディアミックス作品であり、貞本義行による同名の漫画が、テレビ放送に先立つ1994年12月より角川書店の漫画誌上で連載が開始され、18年後の2013年6月に連載が終了。連載開始から19年後の2014年11月20日に最後の単行本(第14巻)が発売され完結した。

2006年には、本作を新たな設定・ストーリーで「リビルド(再構築)」した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全4作の制作が発表され、2007年に第1作『序』が、2009年に第2作『破』が、2012年に第3作『Q』がそれぞれ公開されている。

本作品の著作権者表記はテレビ版に関しては「GAINAX/Project Eva.・テレビ東京」、劇場版に関しては「GAINAX/EVA制作委員会」となっていたが、2006年に庵野秀明が自身の製作会社カラーを創設してからは「GAINAX・カラー/Project Eva.」もしくは「GAINAX・カラー」に変更。その後テレビ放映20周年を迎える2014年末頃からは「カラー」もしくは「カラー/Project Eva.」に変更された。

新世紀エヴァンゲリオン 出典:Wikipedia

読者レビュー

「新世紀エヴァンゲリオン」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 4.4
5つ星のうち 4.4(amazonより)

5つ星のうち 4.0

日本を代表するアニメの漫画版第一巻

いわゆる貞本エヴァの一巻です。私はアニメは劇場版以外は全部見ているのですが、漫画版のが面白い気がします。横文字多いけど漫画版だと日本語のふりがなもあって分かりやすい

投稿者:電子書籍信者アサカ 投稿日:2015年6月18日

5つ星のうち 5.0

テレビと異なる貞元版エヴァ

漫画版の連載はTV放送に先立つこと半年前に始められている。第一巻はテレビ版の第一話、第二話に相当。
よくあるTVアニメの漫画化とは異なり作者の貞本氏自身がアニメ版にも参加していることも特長。ストーリーはTV版に沿っている。一方で心理描写等において独自の描きかたをしているのが興味深い。
特にシンジの性格描写が異なる。漫画版シンジがひたすら外界との接触を避けようとするあまり生きることにすら積極的になれない風に見えるのに対すると、漫画版シンジは世の中に対してひねている印象だ。少なくとも行動に前向きな部分もある。
第二巻の巻末に収録されているコミック版の作者自身のインタビュー記事では、テレビ版シンジとの性格の違いは、監督の庵野と貞本の性格の違いだと言っているとこ!ろも興味深く、漫画版の読みどころのひとつとなるだろう。
TV版第一話の見所ともいえる、「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ・・・」というシンジの独白は漫画版では省かれているが、作者が意図的に外したらしい。またシンジがエヴァに乗ると宣言した後のコマに描かれたゲンドウの笑みも、TV版と印象が異なる。こうしたTV版との見比べも楽しい。

投稿者:yuishi 投稿日:2003年9月12日

5つ星のうち 5.0

2015年になりそうな時期が来たので、コミックを読んでみることにしました

2000年に南極に隕石が落下してセカンド・インパクトが生じ、地球は異変が起きた。それから15年後、使徒と呼ばれる巨大戦闘兵器が人類を襲来するようになった。対抗兵器として人類はエヴァゲリオンを開発。一人の少年と二人の少女がパイロットに選ばれた。

少年とは碇シンジ、14歳。ある日、それは使徒が襲撃する日だったが、父に呼ばれ、神奈川県のある町にやってくる。迎え撃ったエヴァンゲリオンはパイロットが負傷。代替としてシンジはエヴァに乗り使徒と闘えと要求される。一刻も猶予ならない事態に、決断を迫られるシンジ。馴れない運転とて使徒に散々な目にあい、彼の身体に眠っていた意外な力が目覚める。父の碇ゲンドウはそのわけが分かっているような表情をする。
碇ゲンドウはNERV(ネルフ)総司令官。エヴァ建造に関わる秘密を知っていると思しい。
さらにゲンドウの使命は他に「人類補完計画」なるものもある。
シンジが来た時、闘い傷ついていた少女は綾波レイ。当時少年だった、30歳代前後の青年たちを魅了してやまない不思議少女、クローン人間と思えるような人間としてはどこかぎこちない少女が創作され、登場している。

どうでもいいやあという生きる目的の希薄な少年が、突然、人類救済の担い手を託される。これまで、普通の少年がヒーローとなることは憧れであり、託された時は存分に活躍するのが定型だった。それがとても迷惑なこととして実存的な選択を迫られる本物語は青少年たちの心を深く掴み取った。
これまでは栄光を目の前にすると、全ての少年たちはヒーローの道を歩むと信じられてきた。その定型がこの物語によって瓦解した。革新的な物語の登場である。

投稿者:とおのとほ 投稿日:2014年12月25日