刻刻

刻刻 堀尾省太
講談社
BookLive! BookLive! 648円

作品解説

『刻刻』(こっこく)は、堀尾省太による日本の漫画作品。マンガ大賞2011ノミネート作品。

『増刊モーニング2』(講談社)にて第10号(2008年)より2014年11月号(第86号)まで不定期に連載された後、『モーニング』本誌2014年47号に「プレミアム読み切り劇場REGALO」枠で、『刻刻 番外編 —300日後—』が掲載された。単行本は全8巻。

単行本第1巻の帯では水木しげるが80点(同氏の近年最高点)と点数を付け賛辞を送っている。また、第2巻の帯では小説家の伊坂幸太郎が「最近、『何か面白い漫画ありますか?』と質問されると、まっさきにこの作品のことを口にします」とコメントしている。

刻刻 出典:Wikipedia

読者レビュー

「刻刻」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 4.0
5つ星のうち 4.0(amazonより)

5つ星のうち 4.0

時間停止の世界で繰り広げられるサスペンス

時間ものの面白いマンガを探していたら、知人からオススメされたマンガ。
時間を飛ぶのかと思ったら静止した世界で物事が進むという切り口で予想外だった。
登場人物が多くやや覚えるのに苦労したけど、とにかく続きが気になる展開で読むのが止まらない。
一気読みしてしまうかも…

投稿者:カスタマー 投稿日:2017年8月6日

5つ星のうち 5.0

面白い

あまりに悪意に満ちた登場人物ばかりですが、特異な世界観は独創性です

投稿者:Amazon Customer 投稿日:2017年8月26日

5つ星のうち 5.0

発想とそれを描き切る力がすごい

最終巻まで読了の上でのレビューです。
(ネタバレはしていないつもりですが、予備知識なしで読んだ方が面白い作品かもしれません)

漫画を読むときには何でそうなるの?となぜ?を積みかねて読んでいく事が多いとおもいますが
その作者の回答が幼稚だったりこじつけであったり無理やり感があると冷めてしまいますよね

その点、この作品は終始安心して読める。
例えば、時間が止まったらどうなるか?についての描写も物理面・心理面とも本当によく練られています。
相当頭の良い方が書いてると思われます。
かといってデス〇ートなどのように分かり易く天才x天才のゲーム感覚に終始していくのではなく
普通の人がこうなったらどうなるか、という現実的な目線から書かれており、
掴みどころがなく、いろいろ考えさせられます。

また、伏線の張り方も、いかにも伏線チックに分かり易く提示されるわけではなく
とても自然で違和感がないので、問題になった時に登場人物と一緒に考えるよう誘導され
自然と戻り読みや推理をさせられる感じです。この辺の情報の与え方が非常に秀逸で退屈させません。

加えて、登場人物が一見地味なのは明らかに意図的ですね。
超頭脳、超美人・美男などを登場させると、
作者が読者に感じてほしいことがぼやけて分かり難くなってしまう。
そのために無駄な説明を追加して漫画が不格好になるのを嫌ったと思われます。
とても複雑なことが進行しているはずなのに説明的な表現が最小限で済んでいるのは
作者のこのような判断によるものでしょう。

したがって、キャラの派手さ、筋のかんたんさ、正対悪といった分かり易い要素を
求める方はあまり楽しめないかもしれません

このように、好き嫌いはある程度分かれるかもな作品ですが、作品自体の完成度は相当高いです。
やはり漫画家ってすごいと思わせられる作品でした。

投稿者:クレイグ 投稿日:2014年11月14日