天使

天使 桜沢エリカ
祥伝社
BookLive! BookLive! 540円

作品解説

『天使』(てんし)は、桜沢エリカによる日本の漫画作品、及びそれを原作とする2005年の日本映画。

『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて1999年に連載され、続編も断続的に発表された。

天使 (漫画) 出典:Wikipedia

読者レビュー

「天使」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 4.5
5つ星のうち 4.5(amazonより)

5つ星のうち 5.0

心に残ります。

主人公3人から成る短編集みたいな感じで(全9話)、主人公1人につき2~4話ほど話しがあります。
共通してるのは、それぞれの主人公のもとにある日突然、不思議な天使が現れます。
しかし、それによって特に何かがあるわけでもなく、主人公たちは自分の日常を生きていきます。
でも、天使が隣にいることでちょっとだけ、自分の中に変化が生まれる・・
桜沢さんの漫画は説明するのが難しいのですが、そういう感じのお話しです。
読むだけなら短い時間でサラっと読め、特に大きなストーリーがあるわけでもなく、すごく面白いわけでもありません。
でも、心に多くのものが残ります。
そのときの心理状態にもよるかもしれませんが、私は自然と泣けてきました。
今でも、自分が落ち込んだ時に読んだりすると心が軽くなるような気がします。
個人的には、桜沢さんのマンガの魅力はストーリー云々よりも、
心の動きを繊細にとらえた表現と独特の雰囲気にあると思っています。
10代の時に1度、桜沢さんのコミックを読んだ事があるのですが、
そのときはどこが面白いのか、どこが良いのかさっぱり分かりませんでした。
でも大学を卒業した今、読んでみると不思議と心に残ります。
(今にして思えば、10代の時はシンプルな話の裏にある感情を読み取る事ができなかったのだと思います)
大人の方で、ちょっと心が疲れてるなあって思ってる方に読んでもらいたい作品だと思います。

投稿者:marumaru818 投稿日:2004年3月31日

5つ星のうち 4.0

さらりと読める一冊

まもなく映画が公開されるということで
どんな作品なのか気になり、
桜沢エリカさんの本をはじめて読みました。

コマ割りもごちゃごちゃしていないので
短時間でさらりと読めました。

全体的にほんわかとした雰囲気の作品です。

ですが、たとえば
天使が自殺を止めるためにそこにいるのかと思いきや
単に別の人をそこで待っていただけ
というシーンでは電車の中でもププと
笑ってしまうほどでした。

ところどころ、そのようなユーモアが
ちりばめられており
ただの「ほんわかした作品」にとどまっていないところが
この作品の良さだと思います。

この天使にはせりふが一言もないのですが
それが作品の中で違和感を感じさせないというのも
持ち味のひとつでしょう。

天使がいることで
登場人物に天使が見えることで
世界が少し違って見えるのだなということを
感じられる作品です。

読んだ後
私にも天使が見えたらなぁと

ちょっぴり残念になりました(笑)。

投稿者:スローロリス 投稿日:2006年1月3日