O/A

O/A 渡会けいじ
KADOKAWA / 角川書店
BookLive! BookLive! 604円

作品解説

『O/A』(オー・エー)は、渡会けいじによる日本の漫画。『ヤングエース』(角川書店)にて2009年Vol.5号から2012年10月号まで連載。2011年にラジオドラマ化し、ノベライズ化された。

O/A 出典:Wikipedia

読者レビュー

「O/A」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 5.0
5つ星のうち 5.0(amazonより)

5つ星のうち 5.0

消化不良と感じさせない大団円

N:i−1をきっかけに頂点に返り咲くゆたかと
もう自分は必要とされていないと感じて戸惑うはるみ
二人の間にできたズレが最後の騒動を引き起こす最終巻、
理想としてはN:i−1編にもう1〜2巻ほど費やしたほうが
良かったのでしょうがそれでも十分に納得のラストです。

あちこちに前巻までを思い起こさせる描写が散りばめられていて
その都度1〜6巻を再び読んでみたくなる内容となっており、
読み返して初期のゆたかと本巻でのゆたかを比べてみると、
肩書や金銭よりももっと大切なものの物語だったと思えてきます。

あとがきマンガによると出オチをつないでつないでようやくたどりついた
ということですが、そうとはあまり感じさせずに綺麗にまとめられており、
本作への満足感と次回作への期待感を兼ね備えた一冊と言えるでしょう。

投稿者:きゅーちゃん 投稿日:2012年11月4日

5つ星のうち 5.0

「構図」がすごい!!

その後が気になる終わり方ですが、不完全燃焼ではなく、きちんと終わっています。
アイドルとしての頂点としての盛り上がりを、たった4ページ。それもたった1つの構図で描き切った作者さんの詰め込み方に脱帽です。
1コマに4ページを費やしたこんな構図、私は見たことがありません。すごいです。

この構図に象徴するように、このマンガのストーリー、作者さんの悩み、ユレはありましたが、不要な枝葉をすべて刈り取り、描きたいことだけは1巻から最終巻までかけて詰め込まれていることを、読み返して、改めて分かります。

続きが読みたくなる。。。けど、この終わり方が作品としては完成されているんだと、無理矢理納得させている自分がいます。読後感に不満が無いだけに、くやしいなぁ。

投稿者:ぽてち 投稿日:2012年11月5日

5つ星のうち 5.0

人生は続いていくけれど

 オーロラの物語には終止符が打たれた「O/A」の第7巻。最終巻です。

 内容の詳述は避けますが、今巻は1話目にあたる31話が2年後のラストシーンの少し手前から始まり、N:i-1以降の話を回想してラストシーンに至るという形になっています。
 正直なところ、はるみ視点のナレーションが入ってダイジェスト感が漂ったり、N:i-1に際して広げた風呂敷(他のアイドル達)を畳むことなくさらっと流してしまったりと、若干不完全燃焼になったことは否めません。が、それでも物語の核としてあった「ゆたかとはるみの物語」にはきっちりと一つのピリオドが打たれていますので、その点では安心して読める出来になっているのではないでしょうか。

 ちなみに、あとがき漫画では消化不良の認識も持たれていて「出オチにつぎはぎでゴールした」的な発言もされているなど、やや作品への自己評価は低いようです。
 ですが、主軸の物語にちゃんと一定の決着を付け、山場の後の最終回と後日談に単行本をまるまる1冊使えたというのは、作品として十分成功した方なのではないかと思います。

投稿者:田舎人 投稿日:2012年11月3日