敷居の住人

敷居の住人 志村貴子
KADOKAWA / エンターブレイン
BookLive! BookLive! 918円

作品解説

『敷居の住人』(しきいのじゅうにん)は、志村貴子による長編漫画作品。『コミックビーム』(エンターブレイン)にて1997年12月号から2002年7月号まで連載された。単行本は全7巻。新装版は全6巻。

敷居の住人 出典:Wikipedia

読者レビュー

「敷居の住人」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 3.9
5つ星のうち 3.9(amazonより)

5つ星のうち 4.0

「青い花」「放浪息子」とは大分、雰囲気が違う初期連載作品。

「青い花」「放浪息子」で知られる志村先生の初期連載作品。
「青い花」がアニメ化されたことで、過去作品にも注目が集まり、この度新装版で再販されました。

絵柄が大分違いますが、中学生男子を主人公にどちらかというと退廃的な世界観で物語が展開されますね。

主人公の本田ちあき君は中学3年生。母子家庭でお姉さんが一人。
ホントは気が弱いくせに「プチ不良化」して煙草を吸ったり、髪の毛を緑色に染めたりしてクラス内でも浮いた存在。

学校をサボって行くゲーセンで得意のゲームで勝負して女の子に負けたり、
電車内でオヤジに痴漢されたり、学校行けば生活指導の先生から目の敵にされたりと騒がしい生活。
しかも産休の担任の先生に代って新たに担任になった男性教師に電車内の痴漢の被害者になっているところを目撃されて以降、どーにも苦手意識が出てしまい・・・・・・。

不良少年が主人公なんて先に「青い花」「放浪息子」を読んでいた方から見れば
意外過ぎで驚きかもしれません。

ただ・・・本田君の不良や素行の悪さの根本的な原因は・・・・
思いきり不幸・・・・って訳でもなく、かといって幸せという訳でもない。
生きる上で目的もなく、目標もない・・・・・。

青春の退廃部分を「志村流にて描いた作品」でしょうか。
全6巻。付き合わせていただきたいと思います!

投稿者:孔明 投稿日:2009年8月16日

5つ星のうち 5.0

定期的に読み返したくはなるが、人には薦めづらい漫画

 この漫画は定期的に何度か読み返したくなるような魅力があるが、正直、万人向けとはほど遠い内容だと思う
漫画のキャラクターに強い動機性やメリハリのあるストーリーを求めるかたは読むのやめたほうがよい
この漫画の主人公もヒロインも性格がとにかくネガティブで内向き、落ち込んでは思考をグルグルとループさせてばかり
ストーリーもはっきりとしたヤマもオチもなく、だらだらとした日常生活が描かれているだけ
基本的に学校と家の間を往復してるだけなので、人間関係も狭く登場人物はほとんどクラスの友人たちと家族のみ
このぐだぐだとした日常生活感と主人公たちのネガティブ思考を許容できるかどうかで、この漫画の好き嫌いがはっきりと分かれそう
個人的には登場人物たちのダメっぷりやこのぐだぐだとした生活感がだまらなく好きです

投稿者:MIYO 投稿日:2017年5月18日

5つ星のうち 3.0

不毛な漫画。

「ふ、不毛だ・・・。」
これが私の第一印象でした。
学生のくせに、髪を緑に染めているジャニーズ系美形の主人公。その主人公がウダウダぐじぐじと人生を送っていく様子を描いた漫画。主人公の学校に顔がそっくりの教師が来たり、好きな子が自分の友達を好きだったり、髪を黒くしたり、ぬいぐるみ作ったり・・・繰り返し繰り返し。ふつうのことがふつうに起こります。
最初は「だるい」と思いますが、ついには最後まで読んでしまいました。未だに面白いのか面白くないのか計りかねる漫画ですが、なんだか気になる漫画であることは確かです。時々読み返したりもしてしまいます。これはハマッているということなのでしょうか?

投稿者:カスタマー 投稿日:2003年5月10日