ブラッドハーレーの馬車

ブラッドハーレーの馬車 沙村広明
太田出版
BookLive! BookLive! 540円

作品解説

『ブラッドハーレーの馬車』( - ばしゃ)は、沙村広明による日本の漫画作品。『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)において2005年から2007年に連載された。単行本全1巻。

「赤毛のアンのような作品を描きたい」という沙村の希望により連載が開始されたが、共通性は登場人物の名前と馬車や孤児院、切妻屋根といったいくつかの要素程度であり、ストーリー的な共通性は無い。登場する国家なども議員制政治を敷いた近代西洋のどこか程度の設定のみで細かくは行われていない。タイトルにもあるように毎回馬車が登場する。ブラッドハーレー家に養女として貰われて行く少女達の過酷で残酷な運命を描く物語。

ブラッドハーレーの馬車 出典:Wikipedia

読者レビュー

「ブラッドハーレーの馬車」のレビュー
総合評価:5つ星のうち 3.5
5つ星のうち 3.5(amazonより)

5つ星のうち 5.0

救いは無い

評価は星5つです。
好きな人は好き。嫌いな人は嫌いな話でしょう。
私は好きです。
皆さん書かれていますが、子供には読ませない方が良いでしょう。
酷評も多いでしょうが、嫌いな人が仰られる「少女が大事にされない」点については、囚人のストレス、欲望等の発散の為であり、作品中でも語られる通り、囚人も少女も生かしては置けからであるからだと思います。なので、理不尽ではありますが、理屈は通るかと思いました。

投稿者:カスタマー 投稿日:2017年7月6日

5つ星のうち 4.0

鬱本

好き嫌いの分かれる内容かと思います。

•オムニバス形式である
•救いのない展開である
•ややグロい表現
•性的で暴力的な内容
•キャラの名前覚えにくい(個人差w)

上記項目に不快感が無ければ読んで損は無いと思います。

投稿者:レビゆう 投稿日:2013年7月7日

5つ星のうち 4.0

圧倒される絶望と孤独と悲哀

ブラッドハーレー家の養女になった孤児の女の子たちが絶望のどん底に叩き落されて、そして辱められ孤独に死んでいく話でした。
時代が時代で世が世ならこういった話の設定は世界のどこかでもしかしたら人身御供のように起きたかもしれないストーリーで、作り話の漫画だと思っても同じ女として大人として胸が悪くなるような描写が数多くありました。
2話目の友達を読み終わったラストのページに描かれた建物の作りを理解した瞬間、本当にどこにも救いは無いのだ!と理解できた瞬間に最後まで一気に読み切りました。
ブラッドハーレー氏がこの地獄の全てを作り出したのに最終話のマリラの回想で、氏自身も没落に向かっているのにそれでもこの地獄を止めることのできない立場にいるのだと暗示しているかのようでゾッとしました。
何かの教えや教訓等はない、ただただ読み終わって茫然とするような話なのに嫌いになれない話でした。
あまりグロや暴力に耐性のない方にはお勧めできないのでまず無料で読める範囲で読んでこの薄暗い雰囲気が大丈夫かどうか確認してから購入された方がよいかと思います。

投稿者:GE 投稿日:2017年7月6日